女性トレンド2015下半期ヘルスケア市場を予測。企画・戦略・発想に活かせるトレンド50

June 22, 2015

2015/6/22

販売戦略や一時的に集客力を上げるイベントの企画、新たに売上の核となってくれそうな新商品の仕入れ、キャンペーン企画等を考えるとき、企画・戦略実施による目的は共通して「人を集め(あるいは情報拡散)、売上を伸ばす」だと思う。そんな時読者の皆さんは何を指標にそれらを計画するだろうか? 

 

 

過去の数字分析やアクセス解析といった定量的な要素も大切だが、そこに「トレンド」といった定性的な要素を考慮するだけで、より効果的な施策にブラッシュアップする事ができる。2015年下半期の女性トレンドを把握して各社様の施策にぜひ活かして頂きたい。

 

 

女性トレンドを外すと、期待する結果を出せなくなる事例

 

数字分析やアクセス解析、数値報告共有、競合他社分析といったことはどこの会社も必ず行っているが、何故か「トレンド」に関してはいつも置き去りにされやすい。しかし、ヒット商品・サービスはいつも「トレンドとニーズ」を正確に捉えている事が大前提だ。何故トレンドを抑える必要があるのか?分かりやすい例で考えてみよう。

 

 

例:添加物だらけでカロリーも高いけど、でも見た目はとってもキュートで美味しいドナーツ

 

A社が満を持して1年にわたり商品企画を行ってきた新スイーツのドーナツ。とにかく味の追求と見た目にこだわった。女性は甘い物が好きだし、見た目が可愛い物が好きだからだ。しかしいざ発売開始になってみたら…全く売れる気配がなく予定していた出荷数にも追いつか結局在庫の山になってしまった。担当者は「こんなに美味しくて見た目もカワイイドーナツが何故売れないんだ…」と頭を悩ませる結果となったのだ。

 

 

これは極端な例だが「トレンド」を抑える事が何故大切なのか?というのが最も分かりやすいと思う。何故このような結果になってしまったのか?理由は簡単だ。時代は今「ヘルシーだけど美味しい」を求めているからだ。それが分かっていたら本来は商品開発の段階からこのような図式が成り立ったはずだ。

 

 

「ヘルシートレンドが定番になってきた!」と担当者は気付いた

その背景には、「美味しいものは食べたいけど太っちゃう」「食べる事の罪悪感をなくしたい」「カラダに良いものを食べたい」というニーズがあるのだろう、と予測できる

「カラダに良いものとは何だろう?最近では肌の老化を促す「糖化」が話題になっているから糖化も防ぐということも求めているのだろうか?」と色々なヒントが見えてくる

「そうか。ならカロリーも抑えて、糖化予防にもつながるドーナツをつくろう。まてよ。でもヘルシー食は美味しさにかける、という口コミ評価も多いぞ。」と課題に気が付く

ニーズをとらえつつ、同時に「ヘルシー食はおいしくない」という課題も解決した新ヘルシードーナツの完成

「さぁ、どこのエリアを中心に商品を販売しよう。お!なるほど。働く女性は仕事中に甘いものを食べたいけどデスクワークだと太っちゃうから我慢してる。という不満があるようだ。なら働く女性が多いビジネス街から販売を開始してみよう!」

 

 

 

となる。トレンドを抑えているだけで、正確に的を得た商品を開発する事ができるし、販売戦略だって変わってくるのだ。だから「トレンドを抑える事」は売上を伸ばす事で非常に重要だ。2015年下半期の抑えておきたい健康・美容・予防医療トレンドを「食」「運動」「ライフスタイル」「健康・予防医療・美容・ダイエット」「思考」「マーケティング全体のトレンド」の6項目でまとめたのでぜひビジネスの現場のヒントにして頂きたい。健康・予防医療・美容に直結せず間接的な情報も入っているがビジネス促進には点でトレンドを抑えるのではなく全体を俯瞰した視点が大切だ。2015年下半期のヒントが隠れているかもしれない、ぜひチェック!

 

 

 

2015年下半期の「食トレンド編」

 

・外食は高くつくけど手料理全ても時間がかかる。だから「中食」

・プレミアム、大人の、贅沢、極み等の言葉がついた飲料、お菓子等の「プチ贅沢」

・シニアサポートサービス(生活支援)としての「食品宅配事業」

・おいしい「減塩食」

・コンビニ、ファミレスでちょこっとだけサクっとお酒を楽しむ「ちょい呑み」

・外で食べて呑むより家で食べて呑む方がずっと節約できてお得な「家呑み」

・家呑みやちょい呑み市場の拡大でニーズが高まる「本格的だけど手軽なプチおつまみ」

・健康、味のつけたし等に野菜やフルーツを粉末上にして料理にトッピングする「パウダー食品」

・世帯所得が上がる程求める率が上がる「食の安全」

・美容や健康のために、節約のためにが理由だけど愛らしく毎日育てる感覚が新しい様々な発酵食品を自分でつくる「仕込み女子」

・地域ブランディングを活かした「地域の特産物」

・次々に企業が開始する、「農業経営」「野菜や米づくり」

・辛さ、甘さ、酸っぱさ、苦味等様々な味を楽しめる複雑な味「怪味ソース」

・健康感を全面に打ち出すために作られたお菓子もいいけど、最近の流れは「お菓子なのに実は健康・美容要素がちょこっと入ったお菓子」

・スーパーやコンビニの滞在時間を増やし顧客単価を上げるための「プチ憩いの場の創出」

 

 

 

2015年下半期の運動トレンド編

 

・スラックライン、バブルサッカー、スタンドアップパドルヨガ等「エンタメ&楽しめる要素の強いスポーツ」

・スポーツサンダル(スポサン)、オニツカタイガー(アシックス)等。動きやすくて楽ちんそれなのに女性らしいファッションスタイル「スポーツmix」

・スポーツmixや、健康志向の高まりでスポーツショップではない通常のレディスアパレルショップ内で販売強化されてきている「スポーツ用のオシャレ服」。

・錦織圭選手効果で人気復活の「テニス」

 

 

 

2015年下半期の「ライフスタイルトレンド編」

 

・現地での体験を重視して旅先を決める「旅行消費」。着地型商品を主力とした旅行サイト「アソビュ

・今後支出を増やしたいと思うのは1位が「子供や自分自身の習い事や教育費」、2位が「レジャー」

・出社前の時間を朝フェス酸化、運動サービス体験等で有効活用する「新しい朝活」

・企業と地域消費者の密接&個別型サービスが拡大「ひとり暮らし高齢者の見守りサービス」

・子供を喜ばせるサービスで大人がゆっくり買い物や食事ができる「子供向サービス」。ユニクロの店内でカメラアプリを活用した子供向けサービスや、カフェの中に子供たちが自由に遊べるアスレチックを併設するなど各企業により様々な工夫あり。

・連続3年増の「夏のボーナス」

・手の届かない高級品から「手の届く高級品」

・企業が次々に開始。地方で人気の「移動型スーパー」

 

 

 

2015年下半期の「健康・予防医療・美容・ダイエット編」

 

・増える企業の健康相談サービス事業(ローソン、NTTドコモ等)

・予防医療としての睡眠改善専門店や昼寝専門店等、広がる「睡眠市場」

・ドラッグストアや100円ショップで揃える「メイク・美容ケア道具」

・お金の節約、時間の節約、たまに癒し時間としてセルフネイル、セルフエステ等「セルフ美容」

・忙しい毎日でも継続的に取り組める、何かしながら取り組めるが大切!「ながら美容」

・既存商品の新しい活用方法を提案する「1役で何通りも使える提案販売」。オロナインやユースキン、椿オイルがその代表。

・ガツガツ頑張って取り組むダイエットよりも緩やかにのんびり取り組む「エフォートレスダイエット」

・更に広がる「アンチエイジング市場」

・介護施設や高齢者専門賃貸内での「予防医療イベントや運動トレーニングイベント」

・情報過多時代だかこそ求められる健康、予防医療、美容に関する「キュレーションメディア」

 

 

 

2015年下半期の「女性消費者の思考編」

 

・ダイエットも健康も美容もファッションもガツガツ頑張らない「エフォートレス思考」

・好きなのはSNS投稿、共感、話題づくりに一役買ってくれる「ネタ消費」

・今やショッピングは親、本人、子供で、「3世帯消費」

・美容男子は母のアドバイスも大切な意見の一つ。母と息子が仲良く一緒にショッピングする「母息子消費」。特にさとり世代に見られる特徴

・旅行、趣味、勉強、ボランティア等、シニアの明るくポジティブな「死ぬまでにもう一度消費」

・普段は極力節約志向でプチプラ商品を購入するけどこだわるものには高くてもお金をかける「消費の2極化」

 

 

 

2015年下半期の「マーケティング編」

 

・バブル世代は消費に積極的。「50代女性の高額消費」

・引き続きの「オムニチャネル化戦略」

・引き続きのより精度の高い効果を期待できる「デジタルマーケティング戦略」

・消費者と消費者を結びつける「C2C戦略」

・店舗の実販売だからこそ消費力が高まる!増えるショールミングの反対「逆ショールーミング」

・更なる需要を取り込む商品、サービス開発のポイントは「働く女性とシニア向けに特化」

・2018年には約2倍の「20兆円市場になる通販市場」

 

 

 

 

 

女性のライフコース別に消費トレンドやニーズをまとめるとより細分化されていくが、まずは上記のトレンドを参考に自社のビジネスの新商品開発、販売戦略設計、改善等に活かして頂きたい。(ウーマンズでは19のライフコースを設定。ライフコース別の女性消費者分析に関してはぜひウーマンズ毎月発行のレポートをご購読くださいませ

 

 

 

 

 

 

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