「水素市場人気」から考える、正しいトレンドの取り入れ方

September 3, 2015

2015/9/3

水素美容が人気だ。「今さら?」と思うかもしれないがいやいや違う。横展開で今新たに広がりを見せているのだ。4年くらい前に健康・美容系展示会で数社が水素水を展示していたのが年々その数は増え、今や展示会場へ行くと、あっちもこっちも水素水だ。水素水を見ているだけでお腹いっぱいになりそうなのだが・・・こんなに水素水ばかり展示されていたら選ぶ側からすると「どれでもいいです(安ければ)」となりそうと思いつつ、すっかり水素マーケットは定着したようだ。

 

 

定番はウォーター系だ。サーバータイプ、スティックタイプ・パウチや缶タイプと用途に合わせて選べる。

 

 画像参照元:空間工房KAI,伊藤園オンラインショップ

 

 

他にも

 

【水素パックや水素化粧水】

細かい水素分子が皮膚に浸透し抗酸化作用による保湿効果最が高い。潤いやハリが戻り毛穴を引き締めてくれる

 

 

【水素ヨガ】

肌の老化を招く活性酸素を除去してくれる水素水を吸入しながらヨガを行う

 

 

【店舗やクリニックでの水素吸入装置】

1時間の水素吸入で水素水42本分に相当するとのこと

 

 

【水素水スチーマー】

スチームに水素水を使用する。給水タンクに搭載した電極で見ずを電気分解して水素を発生させるため、水道水から水素水を生成できる(ヤーマンの新商品)

※2015/9/7追記

 

と水素関連商品が次々に登場している。しかし美容・健康業界では度々このような現象が起きる。一旦市場に「○○」というキーワードに特化した製品が誕生して一気に話題になると今度はそれに乗じて追従企業が次々に現れ横展開が始まるという一連の流れだ。

 

 

今まで流行ったものを考えてみると、ゲルマニウム温浴・岩盤浴・酵素風呂・よもぎ蒸し・酸素カプセル・グリーンピール等・・・「あったあった!」というものからブームがさり定番化したものまで色々ある。

 

 

2年程前だがある美容店舗を運営する会社さんからご相談を頂いた事があった。

「流行りの機械を次々に購入していった結果、資金が尽き、残ったのはそれらのローン3000万円。お客さんのご来店も殆どもうなく、一体どうすれば良いのだろう・・・」

というものだ。お話だけお伺いして終わったのだがあれからどうしてるだろう?

 

 

トレンドを追いかけすぎると、そんな危険をはらんでいる。トレンドの移り変わりは非常に早い。特に単一民族国家として長く続いていた日本のようなマーケットでは、大多数がAを好みそして時の経過と共に大多数はAからBへと気持ちがうつりかわるという現象が起きやすい。

 

 

つまりこれをトレンドと言うのだが、アメリカのような多民族国家の場合は日本ほどの激しいトレンドサイクルは起きにくい。メリットデメリット含め、トレンドの移り変わりが早すぎるのは日本のマーケットの宿命なのだ。

 

 

大切な事はトレンドを「主軸」にはしてはいけない、という事だ。トレンドはあくまで「主軸」をプラスアルファしてくれる存在でなければならない。例えば「水素ヨガ」はまさに主軸は「ヨガ」というぶれないものがあり、そこにトレンドである「水素」がプラスαされている。

 

 

だから店舗開発や企画開発を行うとき気を付けているのがぶれない軸をしっかりつくった上で程よくトレンドをプラスαでいくつか入れ込んでいきつつも、トレンドの流れを常に読んで主軸をぶらすことなくプラスαの部分を柔軟に変化させていく、という事だ。お客さんは店舗の「主軸(コンセプト)」にファンになり、トレンドに合わせて常に変化していく+αの要素があるから飽きずにリピートしてくれる。

 

 

来週からダイエット&ビューティフェア2015(美と健康の展示会)が開催されるがきっと今年も水素水をあちらこちらで見かけるのだろうか。水素関連商品は女性消費者の間では飽和感も出てきているのでひょっとしたらあと1~2年したら水素水に代わるような何かが出てくるかもしれない。だから、やっぱり水素に関しても主軸をぶらさずに取り入れる程良い感じが良いのだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

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