厚労省「健康な食事」マークは先送りから使わないへ

September 10, 2015

2015/9/10

コンビニのお弁当や飲食店のメニューで国の基準を満たせば「健康な食事」マーク(つまりシールのこと)をつけられる制度について厚労省が導入を進めていたが多くの反対意見があり、2015年4月導入予定が先送りになっていた。これがついに「使わない」になった(ただし媒体への使用は可)

 

 

 

この制度に関して批判が目立ったのは主食に関してだ。

 

1食当たり300キロカロリー未満で、食物繊維摂取のために「玄米や麦など精製度が低い穀類を2割程度含む」とした事。この基準では白米のみの弁当にはマークが付けられない。食物繊維の摂取を穀物だけでというのにも無理があるし、これでは白米が不健康な印象を与えかねない。自民党の会合でも「玄米が2割も占めると白米の生産に影響がでる」との意見が出た。

 

他にも1食650キロカロリー未満というのも、人によって基準が変わるのにおかしくないか?という意見も。80歳の小柄なおばあちゃんと、18歳のラグビー選手のような体型の男子高校生では必要摂取カロリーだって変わってくる事は誰にだってわかる事だ。また「マークのついてない商品が不健康なものに見える」の意見も多かったようだ。

 

 

以前もメルマガでこの件について書かせて頂いたが、この制度については様々な点で「なぜ?」というのが多く、この監修に入った各専門家の判断にも疑問を感じる。そんな様々な反対意見があり今年4月の導入は先送りになったのだ。

 

 

そしてついに昨日、健康な食事マークは厚労省より「使わない」の決定がくだされた。詳細は厚労省のサイトをご覧頂きたいのだが、簡潔に説明すると「個別の商品へマークを貼る事はできないがポスターやHP等には使用できます」という事。

 

 

こちらが、新たに作成された「健康な食事」に関する考えをまとめたリーフレット。

 

 

各省庁から出される文章は本当にややこしくて意味がわかりづらいなーって思う。上記に関しても厚労省のHPにはPDF資料が7つもあり、更に一つ一つの文章の言葉は「推進の参考にされたい」「申し添える」等、読みづらい・・・。ただでさえ小難しい健康業界なのだから、日常的で国民全員が理解しやすい言葉で表現してくれればいいのに。かっこつけずにさ。

 

健康の食事マークは、食品業界に影響を与えるだろうと当初言われていたが、様々な物議をかもした末に、安全パイなところでまとまったようだ。当初の予定通りコンビニやスーパーのお弁当に健康な食事マークが貼られるのなら消費者への浸透も早かったと思うがそれができなくなった今、浸透も遅そうだ。

 

農林水産省のフードアクションニッポンのマークは当初はそこまで見かけなかったものの、時間をおいて様々な場面で見かけるようになり浸透してきた感がある。そう思うと健康な食事マークも時間をおいてジワジワと浸透していくのかもしれない。個人的にはフードアクションニッポンのマークはかわいいし、サイトもわかりやすいし親しみやすくて好きだなー。

 

 

 

 

 

 

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